12月16日、中学2年生を対象としてキャリアガイダンス進路講演会「ようこそ先輩」が行われました。講師は平野利樹OB(56期・東京大学助教)と伊藤誠彦OB(61期・山陽電気鉄道株式会社勤務)に務めていただきました。

京大工学部、プリンストン大修士課程、東大博士課程で建築学を専攻し、新国立競技場を設計した隈研吾氏に師事している平野OBは「数学が嫌いだったが、建築がやりたくて理系に進んだ。この教科は意味がないなどと思わず、幅広く学ぶことで世界が広がる。中高6年間で学ぶものがバックグランドになり、将来につながっていくのでしっかりと学んでほしい」、念願だった鉄道会社で働いておられる伊藤誠彦OBは、「大学受験が全てではないので、もし失敗しても取り返すことはできる。就活では、大学で何を考え、どのように行動したかをアピールする必要がある。将来自分がなりたい姿から逆算して行動し成長することが大切だ。後悔のないよう勉強・部活・課外活動に全力を尽くしてほしい」というメッセージを伝えられました。

先輩方の中高生活、大学生活、留学、就活、仕事に関する話は、自身の今のあり方や将来について考えるよい機会になったと思います。