メタ学習とは

 人が何かを考えたり行動したりしたとき、「なぜそうしたのか」を自分でわかっていることを「メタ認知」といいます。もう一人の自分がいて、高いところから自分を見下ろしているような感覚です。「メタ学習」とは、このメタ認知ができた状態で学習すること。例えば英語が得意だったとして、なぜ英語が得意なのか。苦手な科目や単元があったとして、なぜ苦手に感じるのか。それを自分で理解して学習することは、学びの質を深め、効率化し、学習効果を大きく引き上げます。この「メタ学習」ができるようになるために、本校ではさまざまな取組を行っています。

多面的評価

 純粋な知識量はもちろん大切ですが、新入試では教科学習成績以外の活動も対象に加えて、多面的に評価します。そのためには中学・高校時代をどう過ごし、何を経験してきたか、それを通じてどのように成長したのかを整理し、正しく他者に伝える力が欠かせません。本校では、メタ学習の実践過程においていくつかの取組を行っていますが、これらが確かな自己分析力と意欲を育てる足がかりとなっています。

学修ポートフォリオ

 本校独自の「学びのデータベース」となる手帳です。教科学習以外の活動も含め、過去のあらゆる学修内容や、そこでの反省点、成長したことなどをまとめ、自己評価します。2018年度から、デジタル化した「e-Portfolio」の併用を開始しました。

高槻版ルーブリック

 「ルーブリック評価」とは、「何がどこまでできている」といった具体的な成果で学習などの到達度を測る方法。単なる点数評価ではないため、ディスカッションやレポート、プレゼンテーション、意欲や態度なども評価測定しやすいことが特徴です。パフォーマンスベースで理解度・修得度を確認する評価方法です。本校ではこれを「ディプロマポリシー」「10の資質」に照らし合わせ、独自の評価制度を作っています。

学修インタビュー

 年度の終わりに、自らの1年間を振り返ってまとめ、担任・保護者に向けてプレゼンテーションを行います。この1年、あなたはどんな気持ちで、何を学び、どのような成長を遂げましたか? 失敗も成功も受け止め、とことん自己理解を深めてください。堂々と自らを表現する姿に感動し、思わず涙する先生や保護者も少なくありません。