- 2026年9月2日(水)15:40~17:10
- 大阪医科薬科大学薬学部 生体機能解析学研究室 教授 奥田 洋明先生
- 「脳を支えるもう一つの主役 ― グリア細胞 ―」
今年も、大阪医科薬科大学薬学部の先生方による基礎薬学講座が始まりました。基礎薬学講座は、本校の中学2年生から高校2年生までの希望者を対象に、薬学部で最先端の研究に取り組まれている研究者の先生方から直接お話を伺うことのできる貴重な学びの機会です。
第1回は生体機能解析学研究室の奥田洋明教授をお招きし、「脳を支えるもう一つの主役 ― グリア細胞 ―」をテーマにご講演いただきました。今回の講演では、中学校の理科で学ぶ神経細胞の基本的な特徴から、高校生物で扱う神経伝導の仕組みまでを分かりやすく解説していただきました。そのうえで、神経細胞を支え、脳の働きに重要な役割を果たしている「グリア細胞」に関する最新の研究内容をご紹介いただきました。
生徒たちは、普段の授業ではあまり触れる機会のない研究分野に興味深く耳を傾け、脳の仕組みや生命科学の奥深さについて理解を深めることができました。


参加生徒の感想
- あまり直接的に“薬”という分野に触れていなかったけれど、とても興味深い内容で、学校でやった範囲とつながっていたりして楽しいという面もありつつ、髄鞘の厚さによって伝導速度が変わったり、脳に神経細胞だけでなくグリア細胞があり、そのグリア細胞にもいろいろな働きや種類があって、ニューロンと相互に関わっているということを知れてとても知的好奇心をくすぐられました。(中2)
- ミクログリアが活動力の弱いシナプスを除去して効率化する話や、アストロサイトが複雑になっていく話で、脳の機能は進化とともに最適化しているのだと実感しました。(中3)
- グリア細胞の3つのものについていろいろ知りました。脳が進化するにつれて大脳が大きくしわが増えて発達する図を見てとてもおもしろかったです。イルカが脳のしわが一番多いと知って、人じゃないことが驚きでした。(中3)
- 丁度薬学部に進もうか、他の学部に進もうか、と悩んでいた時にこの講座を受講し、薬学の道に進んでみたいなという気持ちが強くなりました。(高1)
- 脳の中の神経系がこれほど解明されていたとは思っていなくて驚きでした。各器官の性質や機能がどのようにして発見されたのか気になります。(高2)

