• 2026年9月3日(木)16:00~17:30
  • 大阪医科薬科大学医学部 衛生学・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ教室 講師 久藤麻子先生
  • 「健康を守り抜け!TAKATSUKI DAYS」

 9月3日(木)、第6回基礎医学講座では衛生学・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ教室 講師の久藤麻子先生をお招きし、「健康を守り抜け!TAKATSUKI DAYS」というテーマでご講演いただきました。
 講演では、公衆衛生学の基礎的な解説から始まり、フラミンガム研究や久山町研究、JPHC研究といった大規模なコホート研究の紹介とともに、朝食摂取回数と脳卒中・脳出血リスクの関係、納豆や乳製品と骨折・骨粗しょう症リスクの関係、口腔内細菌叢と全身疾患との関わり、プレコンセプションケアの重要性など、最新の研究成果に基づく多彩な話題が取り上げられました。
 「公衆衛生」と聞くと、水道や下水道などの社会インフラを思い浮かべる生徒も多くいましたが、講演を通じ、公衆衛生学が日々の生活習慣や将来の健康と深く関わる身近な学問であることが伝えられ、生徒たちは驚きとともに高い関心を示していました。
 講演後には多くの生徒が先生のもとを訪れ、研究の進め方や健康づくりに関する実践的な疑問について積極的に質問する姿が見られました。研究成果を社会に還元する公衆衛生学の意義を学ぶとともに、生徒たちの探究心が大いに刺激される貴重な機会となりました。

 

 

受講生徒の感想

  • 公衆衛生と聞くと、水道などのインフラや規模が大きいものが自分は真っ先に思いついたので、コホート研究などのかなり近い分野でも行なっていると知り、驚きました。プレコンは初めて知ったのですが、かなり興味深いと感じました。質問も親身に対応してくださり本当にありがとうございました!
  • 医療というのは患者を治すだけだと思っていましたが、健康にフォーカスして、まず病気にならないように対策を研究して、それを世間に広めることもまた大事な医療の発展につながることだと思い、それもまた医療の魅力だなと思いました
  • コホート研究で約40年間追跡を続けたり骨粗鬆症の予防が若いころからしておくのが最適であることなど、公衆衛生学は長いスパンで考えることが大事なのだと知りました。自分が関わるかもしれないことについて今のうちから知ることで視野が広げられたかと思います。