6月10日(水)、大阪大学工学部 招へい教授の松田洋和先生をお招きし、「生活の中に活きる『化学』~その魅力と楽しさ~」をテーマにSSセミナーを開催しました。
 講演では、日焼け止め、料理、化粧品、クリーニング、洗剤、食品など、私たちの生活のさまざまな場面に化学が深く関わっていることについて、具体的な例を交えながらお話しいただきました。さらに、工場でのものづくりの工程や、企業における製品開発の工夫についても紹介があり、生徒たちは化学が社会や産業を支える重要な学問であることを実感する機会となりました。講演後の質疑応答では、工場における二酸化炭素の排出対策、プラントの役割や違い、化粧品開発における臭気対策と品質・効果への影響など、講義内容をさらに深める意欲的な質問が多く寄せられました。
 今回のセミナーを通して、生徒たちは化学が教科書の知識にとどまらず、日常生活や社会課題の解決と密接に結びついていることを学びました。特に、今後課題研究に取り組む生徒にとっては、研究テーマを具体化する上で大いに参考となる有意義な機会となりました。

 

 

参加生徒の感想

  • 化学の中でも本当に様々な分野における詳しいお話を聞くことができ、とても興味深かったです。網干工場のコントロールセンターのような場所で、甲子園球場20個分もの広さをたった20人で管理している技術力に驚きました。
  • 日焼け止めや料理、化粧品、クリーニング、洗剤など、身近なところで化学が使われていることを知り、体に安全な物質へ変化させたり、食物が消化されるような化学反応があったりすることを面白いと感じました。
  • 社会のさまざまな企業でも、消費者に少しでも選んでもらえるように、香りや飲みやすさなど、化学にまつわる工夫が行われていることを知りました。化学は自分が想像していた以上に、ものづくりと密接につながっていると感じました。