2025年11月10日(月)から14日(金)にかけて、 GSコース・台湾研修を実施しました。
GSコース88名は、今年度、台北・新竹・台中・台南・高雄を巡る4日間の台湾研修旅行に参加しました。例年とは異なる新しい行程での実施となり、さらに台風26号が台湾に接近する中での出発となりましたが、生徒全員が無事に元気に帰国することができました。
1日目
初日は、Xpark都市型水族館を訪問し、大阪出身の竹中様より、水族館運営の難しさや日本企業が台湾で水族館を設立した意義についてご講演いただきました。生徒たちは貴重なお話を伺いながら、水族館の展示や取り組みに理解を深めることができました。
2日目
研修の大きな目的である課題研究の英語発表は、国立陽明交通大学にて実施しました。大学の先生方や大学院生から英語で質問を受けながら、一生懸命に答える姿は大変頼もしく、日頃の学習の成果が感じられました。また、専門的な視点から助言をいただいたことで、研究をさらに深めるための新たな視点を得ることができました。生徒からは「もっと発表の機会がほしくなった」という前向きな声も聞かれ、最終発表へ向けての大きな励みとなりました。
3日目
一方、台風の影響により、予定していた台中一中との交流は中止となりました。学校紹介や研究発表、交流を深めるビンゴゲームなど準備していた内容を実施できなかったことは残念でしたが、教員や添乗員の方々が状況に応じて訪問できる観光地を探し、行程を工夫しました。生徒たちがこの状況を前向きに受け止め、臨機応変に行動してくれたことも、研修の成功につながりました。
4日目
最終日は、本校として初めて訪れる台南・高雄を散策し、海を眺めながら南国の気候を体いっぱいに感じる貴重な体験となりました。
全日程を通して計画通りに進まない場面もありましたが、88名全員が多くを学び、無事に帰国できたこと、そして英語での研究発表という大きな挑戦を成し遂げたことは、生徒にとって大きな財産となりました。この研修旅行を通じて、仲間との団結力をさらに高め、支えてくださった方々への感謝を胸に、今後の高校生活をより実りあるものにしてくれることを期待しています。






