10月25から26日にかけて、芝浦工業大学にて開催された第20回化学グランドコンテストに理数探究化学班3班が参加し、課題研究の成果の発表を行いました。全国の高校生がしのぎを削る発表会で、レベルの高い研究内容に気圧されながらも堂々と発表することができました。自身の研究を更に深めるための多くのヒントを得たようで、今後の研究に役立てようと、帰りの新幹線の中でも次の実験の話に花が咲いていました。
参加生徒の感想
テーマ:昆布の出がらしを用いた重金属イオンの除去
自分たちのポスター発表を通して、自分たちが思っているよりも他人にわかりやすく説明するのは難しいと感じました。自分たちがわかりやすく説明しているつもりでも、相手にはつたわっていなかったりしたので台湾ではもっとわかりやすい説明を心がけたいです。
テーマ:シリカゲルを用いた繰り返し利用可能なpH指示剤の開発
たくさんのグループの研究発表があって面白かったです。協賛企業の発表を聞いて、全く知らない研究開発の話や実際どのように身近な生活に用いられているのかなどをお聞きして勉強にもなりました。自分たちの研究に関しても、企業で働く方から違った視点からの意見を聞けたりもして、とても新鮮な経験でした。
テーマ:金属製の杭による土壌中の水分保持の向上
聞いてくれた方がたくさん質問をしてくださったり、こんなことも調べたらおもしろいのでは、ということや、こういう実験の仕方もあるんだ、ということを教えてくださりとても参考になったしありがたかったです。いろいろなアイデアを出してくださるので、自分が考えてもいなかったような新たな視点が増えました。懇親会では多くの方と話すことができて楽しかったです。



関連リンク
- 第20回化学グランドコンテスト(学会ウェブサイト)

