• 2023年8月31日(木)16:00~17:30
  • 大阪医科薬科大学医学部 衛生学・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ 講師 久藤 麻子先生
  • 「公衆衛生の扉を開いたら…」

第4回となる今回は、衛生学・公衆衛生学教室の久藤先生をお招きし、お話を伺いました。
公衆衛生学は高校生にとって聞き馴染みのない学問ですが、健康の定義にはじまり、公衆衛生を守ることの大切さを丁寧に解説いただきました。先生は管理栄養士ということもあり、講座終了後には、栄養学の質問をする生徒も見られました。

受講した生徒の感想

  • 公衆衛生については学校の授業で少し触れた程度でしたが、専門的なお話や、先生の研究テーマについての詳しい解説があり、とても新鮮な知識を得ることができました。危険因子や口腔内細菌と健康との関係など、一般的な医学ではなかなか聞けないお話が多いように感じました。葉酸を摂取することや、骨密度低下の危険性など、身近な話題が多く、興味深かったです。ありがとうございました。
  • 今日は素晴らしいご講演ありがとうございました。骨粗鬆症にならないために、若い時から運動や健康的な食事をとる骨の貯金が重要であることを学び、健康な生活をするために重要なことをたくさん学びました。
  • 今日は講演ありがとうございました。スポドリを飲む実験で男性と女性でなぜそんなに差が出るのか気になった。
  • 本日はありがとうございました。公衆衛生学、公衆衛生については何も知らなかったが、どんな活動をしていて、何を目的に動いているのかしっかり理解できた。骨の貯金のために、納豆を食事に加えてくれと頼んでみようと思います。
  • 「公衆衛生」と言われても、今までピンときていませんでしたが、医者だけではなく、多くの人々が関わって健康について研究する学問だと言うことが、今回の講演でよく理解することができました。フラミンガム研究というものが、1948年というかなり昔から行われていたことに驚き、これからも続いて、さらに私たちの生活がよりよいものになる発見が行われることに期待したいです。「JPOS研究」や「シニアコホート研究」など高槻市独自の取り組みなどを多く知ることができ、私自身が住んでいる市でも同じような取り組みがあるのか、是非調べてみたいと思います。素晴らしいご講演をありがとうございました。
  • 公衆衛生は研究・調査などをしながら、個人や地域、集団レベルの健康状態を改善しているのだと知り、改めて公衆衛生というものの大切さを学ぶことができた。骨粗鬆症は女性に多いという事実に驚いた。私は普段からレタスや牛乳を摂取しているので、ちょっとした予防はできていると思うが、運動が十分にはできていないので、将来のためにも運動をしておきたい。
  • 本日は素晴らしいご講演ありがとうございました。私は公衆衛生についてよく分かっていなかったので、今日知ることができてよかったです。この分野にとても興味を持つことができました。将来の選択肢にしたいです。特に骨の貯金は大切だととても感じました。私は転びやすいので運動・食事・日光浴に気をつけたいです。また、口腔細菌叢を調べることで様々な病気のリスクが分かるということがとても興味深かったです。
  • 今日は講演ありがとうございました。医者は個人個人のことを相手にすると思い込んでいましたが、今回の講演で社会全体の視点から医療を考えることができ、非常に楽しい時間を過ごすことができました。我々一人一人の意識を改めることで、社会全体の健康につながるのだなと実感しました。
  • 公衆衛生についてよく知ることができました。スポドリは飲めば飲むほど良いものだと思っていたので、正しい知識を得ることができて良かったです。
  • 衆衛生学とは何かということをあまり知らなかったのですが、実は私たちの健康に密接に関連している学問なのだなと知り驚きました。また、熱中症対策として勧められているスポーツ飲料が脳梗塞のリスク増加につながりうるということが衝撃的でした。
  • 本日は貴重なご講演をありがとうございました。「健康」になるため、そして病気にならないようにするために、いろんな研究がなされていることを知り、驚きました。実際に病気を治すのは医師ですが、未然に防ぐための努力も大切であり、そういったことがなされないと、医療も成り立たないのだろうと思いました。将来医師になったら、このことを胸に刻んでおきたいと思います。
  • お話が面白く、またイラスト、図などが多かったので分かりやすくて、とても興味を持ちました。特に骨粗鬆症に関しては自分は日焼け防止のために日光を避けているので、とても怖かったです。日焼け対策はしつつ、自分の健康を守れるように、生活習慣を変えていこうと思いました。