大阪市立大学理学部附属植物園を見学

 3月24日(水)、生物部員の有志5名で交野市私市にある大阪市立大学理学部附属植物園を見学しました。学校前のバス停から京阪バスと京阪交野線を乗り継いで意外に早く、50分で到着しました。

 ありがたいことに、2020年5月に作成された『森の植物ガイドブック』を全員分いただきました。この冊子は、高校「生物基礎」教科書で学ぶ「バイオーム」の代表種は網羅されています。

 はじめはおすすめコースを1時間ほどかけてゆっくり観察しました。「スダジイ」など暗記してはいるが、見るのは初めてという樹木がたくさん育てられていますので、特に高校1年生は喜んでいました。

 また、ウグイスが鳴いていました。

 植物園の奥の方はかなり自然な状態の山になっていて、早春しか見られない「カタクリ」の群落を見ることができました。

学んだことと気づいたこと

  • シイ、サクラ、タブノキのような一つの呼称でくくられる植物の中にも細かな違いがあった。特に、タケやササは一見しただけではわからないような葉の形、幹の長さ、葉のつき方で区別されていた。台風21号で倒れてしまった木には背の高いものが多かった。逆に背が低く、幹が細い木は倒れていなかったので、背が高い木ほど風にあおられて大きく揺れ、倒れやすくなるのかもしれないと考えた。
  • ヒヨドリやウグイス、シジュウカラなどの鳥やカナヘビや虫などもたくさんした。
  • 秋の七草は有名だが、絶滅危惧種であった。
  • タケやササは地下茎を伸ばすからか、コンクリートで固めたり、土を盛り上がらせるなど植え方が工夫されていた。
  • 植物園の中に生息しているタンポポはすべてカンサイタンポポであった。
  • 植物園の桜がすでに満開であったので、今年は例年よりサクラの満開の時期が早いということが分かった。
  • 台風によって倒れた木を見て、木が地下にとても広く根をはっているということが分かった。

感想

  • 堺市の新たなサクラとして「与謝野晶子」という品種が開発されていた。与謝野晶子はサクラには密接なつながりがあるからその名がついたらしい。昔の人の名前をサクラにつけるのは風情があっておしゃれだと思った。
  • 植物の解説をする看板には細かい情報が書いてあったので、自分の持っている知識とつなげやすく、より楽しむことができたと思う。
  • “植物園”と言われたとき、最初はすごい密閉空間の中に植物がたくさんあるのかと思っていたが、実際はとても開放的な空間にたくさんの植物が生息しており、植物園より“森”という表現の方が正しいのではないかというくらいであった。
  • 自由行動の時に、園内を一周したが、場所によって生息してる植物は少しではあるが違っていて。とても見ごたえがあった。
  • ここを数時間で見るということは難しいので、個人で行くときは2~3日ほど連続していきたい。