本年度のパラオフィールドワークは残念ながら新型コロナウイルス感染の影響のため実施することができなくなったため、それに代わるものを準備し、英語を使用し研究を進めることを担保するために新たな取り組みを企画しました。

 パラオに実際に行った場合にレクチャーや質疑応答を実施し、情報や資料の収集をさせていただいている保健省、教育省、環境保護団体の方々にオンラインでのフィールドワークを依頼し、実現することができました。事前に生徒から質問事項をまとめ担当者に送付しておき、当日はレクチャーをしていただき、その後その質問に答えていただく形式で進められました。生憎、当日保健省の方は急用のため、欠席となりましたが、後日質問への回答をデータで送っていただきました。これをもとに高校2年生の課題研究の最終段階であるポスター作製と論文作成へと弾みをつけることができました。