12月14日(月)午後、2020年度「基礎医学講座」「基礎薬学講座」の修了証授与式を行いました。

 「基礎医学講座」は、医学系大学への進学を志す生徒が、大学入学までに医学部医学科について深く理解し、進路に対する高い意識を持ち、医師の役割・使命、倫理観など医師としての素養を高める場となっています。例年全8講座を大学にて受講するところ、今年度は全6講座を本校にて対面授業をしていただきました。学校長から、高校1・2年生の92名に大阪医科大学学長名の修了証を授与いたしました。

 「基礎薬学講座」は、キャリア意識を高めるとともに、薬学だけでなく科学全般を学ぶ意欲の向上や日頃の授業の重要性を認識する場として、中学2年生以上を対象としています。例年全5講座のところ今年度は全3講座とし、オンデマンド形式で開講しました。昨年度と合わせ4回以上受講した12名の生徒に、学校長から大阪薬科大学学長名の修了証を授与いたしました。

2020年度 大阪医科大学「基礎医学講座」

第1回中野隆史教授
(微生物学教室)
「病原微生物との上手なつきあい方 ~感染制御の世界~」
第2回廣瀬善信教授
(病理学教室)
「『がん』をみる」
第3回齊藤高志助教
(法医学教室)
「遺体の中に生きている細胞」
第4回小野富三人教授
(生理学教室)
「神経 -脳と世界をつなぐもの」
第5回朝日通雄教授
(薬理学教室)
「くすりは体に何をする?」
第6回福井健二助教
(生化学教室)
「DNAの傷と病気」

2020年度 大阪薬科大学「基礎薬学講座」

第1回内田まやこ講師
(臨床薬学教育研究センター)
「薬剤師のしごと ~がん化学療法における口内炎の副作用管理~」
第2回門田和紀准教授
(製剤設計学研究室)
「粉と薬の身近な関係 ~薬は設計された粉だと知っていますか?~」
第3回藤森功教授
(病態生化学研究室)
「医薬品ができるまで ~痛み止めのアスピリンの開発~」