10月6日

第16回は、9月17日(文化祭の日)に関西を襲った台風18号の進路を振り返りました。9月12日から18日までの天気図を見て、台風の進む方向・速度の変化を調べ、台風の特徴を研究しました。

まとめとして、2015年の地学オリンピック第8問を班対抗で解く競争をして、高得点の班(9問で7問正解が3班ありました)に、東大のパンフレットなどの賞品を渡しました。

9月29日

第15回は「水質検査をしよう」ということで、生徒が各自調べたい水を持参して、pHとCODをパックテストを使って調べました。

すると、甘い清涼飲料水は酸性で、CODが高いことが分かりました。当然ですが、琵琶湖や鴨川の水、ミネラルウォーターのCODは低かったです。

9月15日・22日

2週にわたって、「生分解性プラスチック分解菌スクリーニング」を行いました。

生徒は校内で自由に調べたい土を採取し、生理食塩水で10万倍に希釈し、ポリ乳酸をコーティングした培地に200μL広げました。

1週間後、採取した場所によって異なる色(黄・白・黒・青…)のコロニーが形成されていて、おもしろい結果になりました。

写真は、事務室前の観葉植物の鉢の土を使った場合の結果ですが、ポリ乳酸を分解できる酵素を分泌するようで、コロニーの周りに透明な輪(ハロー)ができていました。こんなきれいなハローを見たのは初めてでした。

9月8日

東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスからお借りした金属試料を用いて、いろいろな金属・材料を調べました。

金属の種類が多く、生徒は楽しく調べていました。

タングステンはアルミニウムの10倍近く重いそうです。ニッケルは意外に磁石にくっつくそうです。

9月1日

2学期に入り、第11回は簡易日射計を用いて、太陽エネルギーを測定しました。

測定結果を利用すると、計算では700~1000J/m2秒となりました。太陽定数の6割~8割程度なのはなぜか、考えました。