6月12日(金)、東北大学 准教授の岡弘樹先生をお招きし、「持続可能な社会実現に向けた材料の研究開発:国際卓越研究大学での挑戦」と題したSSセミナーを開催しました。講演では、化学分野における最先端の研究に加え、大学での学びや研究に向き合う姿勢についてもお話しいただきました。
日本は金属資源が乏しいという課題を抱えており、その解決に向けた取り組みとして、有機材料を活用した新たな技術の可能性についてお話しいただきました。特に、水素や過酸化水素の生成、海水電池への応用といった研究は、生徒たちにとって大変新鮮であり、化学が持つ可能性の広がりを実感する内容となりました。また、研究を進めるうえで「当たり前を疑うこと」の重要性や、仲間と協力しながら挑戦を重ねていく姿勢についても触れられ、生徒たちは学問に向き合う心構えを深く学ぶことができました。
今回のセミナーを通して、化学が社会課題の解決や未来の技術創出に直結する学問であることを実感するとともに、これから始まる課題研究や将来の進路について考える貴重な機会となりました。


参加生徒の感想
- 岡先生が研究すること自体をとても楽しんでいらっしゃるように感じられ、とてもうらやましいと思いました。高1から課題研究が始まるため、とても参考になりました。
- 起業や研究を続ける中で大変なことも多くあると思いますが、周りの人に助けられながらチームで努力されている姿が、とても輝いて見えました。
- 日本に金属資源が少ないという理由から、有機材料を用いた物質を使おうという考え方は、とても理にかなっていると感じました。また、触媒を変えることで反応の進み方が変わることを知り、当たり前を疑うことが非常に大切だと感じました。
- 有機材料を用いて水素や過酸化水素を発生させたり、海水電池を作ったりすることができるという話に、化学分野の未来を感じました。

