6月3日(水)、大阪大学安全衛生管理部 准教授の高橋賢臣先生をお招きし、SSセミナー「放射線科学の基礎」を開催しました。
 講演では、マグマや大地に含まれるウランなどの放射性物質を手がかりに、自然界に存在する放射線の仕組みや成り立ちについて、基礎から丁寧に解説していただきました。さらに、放射線の種類や性質、測定方法の違いなどについても具体的な資料やデータを用いながら説明がなされ、生徒たちは理解を深めていきました。また、人体への影響や安全な取り扱いに関する考え方についても触れられ、数値に基づいた客観的な見方の重要性が強調されました。日常生活の中にも自然由来の放射線が存在していることを知り、生徒たちは放射線を過度に特別視するのではなく、科学的に正しく理解する姿勢の大切さを学びました。
 今回のセミナーを通して、生徒たちは放射線を身近な自然現象の一つとして捉え、その本質を多角的に考える視点を養うことができました。

 

 

参加生徒の感想

  • 最初にマグマの話から始まり、何のことだろうと思っていましたが、マグマにはウランが含まれていると知り、放射能は本当に身近にあるのだと実感しました。
  • 高校2年生になってから学んだ地理や物理などの知識が基礎となり、放射線の基礎が分かって面白かったです。被ばくについても、一概に悪いというだけではなく、被ばくした器官によって影響が異なることを知り、自分の認識を改める機会になりました。
  • セミナーを受ける前は、放射線の危険性についての話が中心だと思っていましたが、マグマや大地からの自然放射線の話がつながっていて、とても面白く感じました。