6月3日(水)、京都大学野生動物研究センター長・教授の平田聡さんをお招きし、SSセミナー「チンパンジーを通してヒトを知る」を開催しました。
 講演では、チンパンジーが道具使用を学ぶ過程や、協力して重い石の蓋を開ける行動、鏡を用いた自己認識の実験など、実際の映像を交えながらご紹介いただき、大変興味深い内容となりました。さらに、累積文化がヒトに特有であることや、ボノボとチンパンジーの違いについても解説があり、驚きの連続でした。ナッツ割りの学習映像では、母親が子のナッツを奪う場面に生徒たちも強い関心を示していました。中でも「チンパンジー2人が協力して…」という表現が印象的で、対象への深い理解と温かなまなざしが伝わる講演でした。