- 日 時 :
2025年10月14日(火) 10:40~11:30 - 会 場 :
本校コナコピアホール - 対 象 :
GAコース 中学3年生・高校1年生・高校2年生 - テーマ :
Does being with friends and family help you live longer when you become older? Let’s find out!
「年をとったとき、友人や家族と一緒に過ごすことは長生きにつながるのでしょうか?さあ、確かめてみましょう!」 - 講 師 :
Mr. Frances Rom Lunar
Doctoral Student (DrPH Candidate)
Department of Social Epidemiology Kyoto University Graduate School of Medicine
今回は京都大学大学院医学系研究科からFrances Rom Lunar先生をお招きし、「Does being with friends and family help you live longer when you become older? Let’s find out!」と題したグローバルセミナーを実施しました。
はじめに先生のご出身であるフィリピン共和国についてご紹介いただいた後、「年をとったとき、友人や家族と一緒に過ごすことは長生きにつながるのか」というテーマについてお話いただきました。医療分野と社会的側面が複雑に融合した内容でしたが、インタラクションを交えながら分かりやすく説明いただいたため、生徒はそれらの関係について深く理解することができました。
講義後のQ&Aセッションの時間では、受講した中学3年生の中からも質問がありました。高校生とともに参加しているため、全員の前で中学生が英語で質問をすることは非常に勇気が必要だったと思いますが、自分の「知りたい」という気持ちを素直に表現してくれたことは大変意義深い姿でした。
高校1年生からは 「高齢者のそばにいたり、電話をしたり、話しかけるだけでも長生きに繋がるというお話は、お年寄りに心を通わす重要性を再認識するための好機となりました。」 というコメントがあり、社会的孤独と健康を論理的に説明した研究デザインから多くを学んだ生徒もいました。
高校2年生の感想には、「私は医者になりたいと思っていて、その理由は誰かの力になれることを肌で感じられることでした。本日、Rom先生が理学療法士から研究者になられたというお話を聞いて、様々なアプローチがあることを知ることが出来ました。」という夢を叶えるための選択肢が増えたという意見、そして “Today’s lecture is the last GA global seminar for me. By attending the seminars for three years, I gained a wonderful experience and acquired valuable knowledge.(本日の講義は、私にとって最後のGAグローバルセミナーとなります。3年間にわたりセミナーに参加することで、素晴らしい経験を得るとともに貴重な知識を身につけることができました。)”という、3年間の振り返りを踏まえたコメントがありました。
今回のセミナーで本校生徒に素晴らしい学びの機会を提供してくださった講師のRom Lunar先生、京都大学大学院医学研究科 社会医学健康系専攻の先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。


