• 2025年9月11日(木)16:00~17:30
  • 大阪医科薬科大学医学部 解剖学教室 教授 近藤 洋一先生
  • 「解剖学への招待」

 基礎医学講座第6回は解剖学教室 教授の近藤洋一先生にご講演いただきました。
 解剖学の学問の成り立ちから、体内器官の構造のお話、海外留学のすすめまで、大変興味深い内容でした。特に、物理/生物の選択を前にしている高校1年生にとっては、科目選択の参考にもなったようです。

 

受講した生徒の感想

  • ご講演ありがとうございました。解剖学は体を切って中の臓器を見るというイメージでしたが、実際は神経とか見たり顕微鏡とかも使ったりするなんて知りませんでした。すごく面白い学問だなと思いました。ヘルニアとか肩こりは人間特有の悩みなのも、自分の雑学として持っておきたいなと思いました。
  • ヒトは進化の過程で直立二足歩行になったり言語が話せるようになったり一見プラスの進化をとげているようにみえるが、その影響で骨盤の老化や出産が大変になったりとマイナスの部分もあることがわかりました。またどんな生物も環境に適応するためこれからも進化していくと思うとどんな風に進化していくのだろうと興味がわきました。
  • 本日はご講演ありがとうございました。解剖学についてはあまり触れることもなく、すごく貴重な機会でした。天才と言われたアインシュタインと普通の人の脳の違いの話がすごく印象に残っていて、グリア細胞という初めて聞いた細胞しか違いがなかったことにびっくりしました。進化し続けるにあたって新しい環境に適応していく一方で、デメリットやリスクも存在するというのが興味深かったです。15年の留学に関しても、貴重なお話をお伺いできて良かったです。本当にご講演ありがとうございました。
  • ご講演ありがとうございました。自分の体の構造について理解が深まりとても面白かったです。神経細胞のことは少し知っていましたが、グリア細胞は一般的にもあまり知られていないのに無限の可能性を秘めていて、とてもワクワクしました。人特有の二足歩行から繋がる他種との違いや代償のお話も、肩こりなど日頃の身体状態に現れているのを感じて納得できました。