• 2025年9月4日(木)16:00~17:30
  • 大阪医科薬科大学医学部 衛生学・公衆衛生学教室 講師 久藤麻子先生
  • 「ミッション:パブリック・ヘルス/みんなの健康を守る」

 第5回基礎医学講座では衛生学・公衆衛生学教室の久藤麻子先生をお招きしました。先生は管理栄養士の資格をお持ちで、その観点から人々の健康について研究されています。
 お話では「みなさんは健康ですか」という発問から、高校生の健康について想起をうながされたり、健康が過去の自分の行動によって作られたりすることを強調されていました。また、「プレコン視点からの健康なからだづくり」についてのお話では、意識して栄養を摂取することを、パートナーとともに考える必要を訴えられていました。生徒たちにとって、医学・公衆衛生学を学ぶとともに、将来を見据えた健康への意識を高める貴重な機会となったと思います。

受講した生徒の感想

  • 健康は、自分の全ての健康の選択の結果なので、これから勉強や部活が忙しくなってくるけど、それは自分が選んだことであることを忘れずに、丸い心を持って健康も両立させていこうと思いました。ご講演ありがとうございました。
  • 普通に知らなかったこと(例えば、朝食を食べない方が体重が増える、カルシウム充足率は給食から弁当に切り替わると減少するなど)を知れるいい機会になった。私は男性なので妊娠はしないのですが、こういったことも知っておくことは重要だなと思いました。
  • 将来の抽象的にしか考えられなかった話をプレコンなどを考えることで考えるきっかけになるんだなと思いました。小さなステップから考えていきたいと思います。ご講演ありがとうございました。
  • ご講演ありがとうございました。やっぱり健康でいる事が大切な事だと感じさせられ、今の自分が健康を意識することが、未来の自分が健康でいることに繋がるのだと学ばせて頂きました。毎日十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事をこれから心がけていきたいです。本日は本当に興味深いお話をありがとうございました。