6月25日(水)、株式会社ダイセル/大阪大学大学院工学研究科 招へい教授 松田洋和先生をお招きし、「生活の中に活きる化学~その魅力と楽しさ~」と題したSSセミナーを開催しました。中学生から高校生まで、多くの生徒が参加しました。実際に化学薬品を扱う現場での話や、企業の人事担当者の視点からのお話を交えた内容は、生徒たちにとって非常に貴重な学びの機会となりました。
講義では、私たちの生活に深く関わっている化学物質の具体例を紹介いただき、身近に潜む化学の面白さや奥深さをわかりやすくご説明いただきました。生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾け、化学が生活にどのように役立っているのかを改めて実感している様子でした。
アンケートには、「生活のあらゆる場面に化学が使われていることを初めて意識した」「化粧品に不快なにおいがないのは、不純物を細かく除去しているからだと知り驚いた」「アルツハイマー病の早期発見ができる超音波技術に感動した」「ガソリンがアルコールから作れることに衝撃を受けた」といった感想が多数寄せられました。
また、「商品が製品化されるまでに、何度も試験や改良が重ねられていることを知り、将来の選択肢を広げるために今から積極的に学びたい」といった前向きな意見もあり、生徒たちの学びへの意欲が一層高まったことが伝わってきました。

