6月24日(水)、大阪大学安全衛生管理部 教授の百瀬英毅先生をお招きし、「半導体の基本と動作原理」と題したSSセミナーを開催しました。
 講演は、生徒たちにも身近な存在となりつつあるChatGPTを題材に、その膨大な事前学習(1~10兆トークン)によって回答が生成されているという話から始まり、情報社会を支える技術への関心を高める導入となりました。
 続いて、計算技術の歴史として「そろばん」や「電卓」から発展し、Intelとの共同研究により世界初のマイクロプロセッサであるIntel 4004が誕生した経緯が紹介され、現代社会を支える半導体技術の重要性について理解を深めました。
 講義の後半では、半導体の基礎であるN型・P型の違い、それらを接合してできるダイオードの構造や動作原理について、図や具体例を用いて分かりやすく解説していただきました。さらに、そこからトランジスタが生み出され、能動素子として電子回路の基盤を形成していく流れについても学ぶことができました。
 限られた時間の中での講義でしたが、「続きをもっと聞きたい」「さらに深く学びたい」といった声が多く聞かれ、半導体や情報技術分野への関心の高まりがうかがえました。本セミナーは、生徒たちの知的好奇心を大いに刺激する貴重な機会となりました。

  

 

参加生徒の感想

  • ブラックボックス化していて、よくわからなかった半導体を少しでも知れたような気がします。
  • 「半導体」って言う言葉は聞いたことしかなくて、導体と絶縁体の中間のものだと知ることができました。「ベクトル」と言うのは好きなゲームのテクニックの1つに「ベクトル変換」っていうのがあって、どういう意味なんだろうなぁと思っていましたが、今日学ぶことができました。
  • King− Man +Woman=Queenの例えが面白かったです。単語に数値をつけて考えると言うことを教わりました。
  • 理科や技術の時間で「ダイオード」や「P N結合」と言う単語の意味は知っていたのですが、その仕組みを知ることができてスッキリしました。