11月1日(土)、本校と京都大学の共催により、「STEM girl 中高生のための理系女子mixer」を開催しました。本事業は、2025年度加盟校サポートメニュー「女子生徒・女子高校支援事業」の一環として実施されたもので、大学生、研究者、企業で活躍する方々など、多様なロールモデルとの出会いを通じて、女子生徒が中等教育段階で理数系分野への関心を喚起し、将来の進路選択の一助となることを目的としています。
当日は本校の生徒に加え、北海道の立命館慶祥高等学校、福島県立安積高等学校、神奈川県立厚木高等学校からも生徒が参加し、全国から多くの参加者を迎えた活気に満ちた催しとなりました。
会は、京都大学理事の野崎治子先生による基調講演から始まりました。講演では、子ども時代の思い出や大学進学時のエピソード、企業での気づき・学びなど、多岐にわたるご経験をもとに、心に響くお話をいただきました。人生におけるキャリア観だけでなく、理系女子講演会ならではの「さ行」のお話や、「changeとchance」に込められたメッセージなど、参加した生徒たちにとっても大変興味深く、印象に残る内容でした。
続くパネルディスカッションでは、会場の中学生・高校生から10本を超える質問が寄せられ、登壇された先輩方の学生生活、研究への取り組みや理数分野への熱意に対する関心の高さがうかがえました。
その後は理科室に場所を移しての座談会が行われ、多くの生徒が遅くまで先輩方を囲み、熱心に語り合う姿が印象的でした。
多くの方々のご協力のもと、本企画は盛況のうちに終了いたしました。この場をお借りして、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。本日の経験が、理系を志す生徒たちにとって、将来の進路を考えるうえでの指針となれば幸いです。









関連リンク
- 京都大学における高大接続・高大連携に関する活動報告 2024(京都大学ウェブサイト)


