8月6日(水)から8日(金)の2泊3日の日程で公立神崎総合病院での地域医療体験が開催され、本校からも高校1年生の生徒5名が参加しました。
 神河町は兵庫県中部、神崎郡にあり、高齢化率が高く山間地でもあるため、住民に提供される医療のあり方は都市部とは大きく異なります。今回の合宿では、本校のほか東京都の広尾学園高等学校や播磨地区の学校の生徒、総勢20名が参加し、講演や実習、ディスカッションを中心に、神河町における地域医療について学習しました。
 参加した生徒たちは、地域医療の現場や医療者との交流を通じて多くの学びを得ることができ、非常に有意義な時間となりました。

 

 

参加生徒の感想

  • たくさんの医療従事者の方と関わることができ、その会う人それぞれが命に関わる医療という仕事に対して熱い思いややりがいを持っていることを実感し、感化されました。また医学生や医療従事者を志す高校生とも関われたことで、様々な考え方に触れることができ、自分の将来について考えるきっかけになりました。
  • この3日間の実習では、地域の病院の施設やそこで働く方々の業務について教えていただき、実際に医療の現場にも参加させていただきました。また、医大生や他校の生徒とも交流し、さまざまなお話を伺うことができました。一生の思い出となる貴重な経験であり、とても充実した時間を過ごせました。
  • この体験を通して、多くの医療に関わる方々から直接お話を伺い、大変さややりがいを知ることができました。関係者しか入れない場所も見せていただき、病院での多職種連携について学ぶとともに、命について考える貴重な機会になりました。この経験で人としても成長できたと感じており、今後の進路や学びに活かしたいです。
  • 今回の実習は私にとってとても学びの多い充実した3日間になりました。医療従事者の方々のお話を聞きみなさん常に誇りと向上心を持って働いておられることがわかりました。また普段は見ることのできない病院の裏側を見せていただいて医療現場のリアルな様子をしっかり自分の肌で感じることができました。
  • 実習を通して、チーム医療の重要性を改めて実感しました。医大生の方々とのお話は、将来を考える上で貴重な機会となりました。鈴木先生の「相手の立場を想像して、逃げずに真摯に向き合える医師になってほしい」という言葉が特に心に残っています。患者さんに真摯に向き合える医師になりたいという思いが強まりました。