7月6日(日)~7日(月)、情報処理学会・自然言語処理研究会の第264回自然言語処理研究発表会が開催され、高校2年生2名が参加し課題研究成果の発表を行いました。
研究発表会は「大規模言語モデル学習」「翻訳」「対話・評価」「感情・性格」「意味・検索」「応用」の6つのセッションで構成されていました。参加生徒は「大規模言語モデル学習」の第一発表者として「日本語継続事前学習におけるPatch-Level Training」の発表を行いました。主に高校1年時の理数探求基礎で取り組んだ研究の成果を発表し、その後に質疑応答を行いました。質疑応答では、大学の先生方からの実験設定や実験結果に関する質問に答えたり、それらに関する助言をいただいたりすることで、研究をさらに深められるような有意義な時間となりました。また、研究について困っている点の詳細を共有することで、新たな検証視点やコーパス情報などを得ることができました。
2日間に渡り、大学生や高校生、社会人など様々な立場からの研究発表を聞き、いくつかの発表では積極的に質問することで、各研究発表への理解を深めようとしている様子が印象的でした。
今回参加した研究発表会全体を通して、自然言語処理分野での様々なテーマの研究発表を聞くことで、自然言語処理全体の理解を深め、今後の研究につながる知見についても得ることができました。



関連リンク
- 第264回NL研究発表会(学会ウェブサイト)