6月7日(土)の放課後、大阪医科薬科大学 総合診療医学教室 特務教授の鈴木富雄先生をお招きし、「超高齢社会を考える ~総合診療医からのメッセージ~ 」と題した地域医療講演会を開催しました。
地域医療や総合診療医に関する説明がなされ、地方におけるコミュニティ全体での医療サポート体制の重要性や、都心部における超高齢社会の問題点について学びました。



生徒の感想
- この講演で印象に残ったことは総合診療の話での「必要とされる現場のニーズにその場のリソースで柔軟に対応する」という考え方です。地域医療では患者さんの病気を病院でただ治すだけが医療ではなく、最後はその人がその地域で生きがいを持って生きていけるようサポートすることも医療であるということに気付かされ、医療の見方が変わりました。
- 今回、総合診療科について学び、医療の幅広さと奥深さを感じました。患者や地域の状況に応じて柔軟に対応する力は、これからの医療においてますます必要になると思います。医療の目的は病気を治すことだけでなく、地域の人々が安心して暮らせるように支えることだという考えにも深く共感しました。私も将来、そんな医療のあり方を実現できる人になりたいと思いました。