• 2025年6月21日(土)

 6月21日(土)の高1GL課題研究(科学倫理)の授業では、尼崎市役所の江上昇氏にご登壇いただき、行動経済学の手法の一つである「ナッジ」についてお話いただきました。
 「ナッジ」とは、強制するのではなく、「軽く肘で押す」感じで人の行動を促す手法で、①Easy、②Attractive、③Social、④Timelyなど多くの観点から「ナッジ」を活用できることを学び、それらの観点に沿った具体的な「ナッジ」の取り組みをご紹介いただくことで、感心するとともに有効性を認識していました。
 生徒からは、「ナッジ理論の良いところは、強制するのではなく、あくまで選択肢をうまく整えて無理なく良い方向に導いてくれる点だと感じた」、「自分がどのような『ナッジ』に影響されているのかを意識しながら行動し、また他者との関わりの中でも『ナッジ』の考え方を上手く活かしていきたいと思う」、「学校生活においても、『ナッジ』を用いて工夫することで解決できることがあると思う。それを自分で見つけてみようとおもった」などの感想が寄せられました。