6月19日(木)、大阪大学安全衛生管理部 教授の百瀬英毅先生をお招きし、「半導体の基本と動作原理」と題したSSセミナーを開催しました。中学1年生から高校2年生までの45名が参加し、熱心に講義に耳を傾けていました。
講演では、近年「半導体」のニュースが増えたことをきっかけに、そもそも半導体とは何かという基本的な内容から始まりました。半導体の材料、フリップフロップ回路の仕組み、そして半導体素子や回路がパソコンやスマートフォンなどの身近な危機にどのように関わっているかについて、入門的な内容を分かりやすく解説していただきました。
講義の最後には、「興味ある生徒には、是非この分野に進んでほしい」という先生のメッセージもあり、生徒たちは将来の進路にも思いを巡らせながら、真剣な表情で講義に臨んでいました。



参加生徒の感想
- 中1には半分ほどしか理解できませんでしたが、半導体素子の仕組みが何となく理解できたのでよかったです。
- 本日はありがとうございました。少し難しかったですが、興味がそそられました。私はプログラミングで用いる論理演算に関することが好きなのでとても楽しい講演でした。
- 半導体について名前でしか知らなかったけれど、今回の講演を聞いて、基本的なことは分かった。少し内容が難しかったけれど全く分からなかった半導体がちゃんと理解できるようなものなんだと分かった。電気が流れるもので計算をしたり、記憶をしたりできるのはおもしろいなと思った。集積回路でさえ50年も前にできたものだと知って、人が今までの知識を積み重ねた物はかっこいいなと思った。
- ご講演ありがとうございました。ニュースで取り上げられていた半導体不足は原材料不足で生産できなかったと思っていましたが、電子回路の生産が追いついていないと聞いて、貿易摩擦はこのようなところにも影響を与えるのかと驚きました。
- 今日は講演ありがとうございました。半導体という言葉は知っていても中身を知らずにいたので、今日受講できて良かったです。説明のスピードが速く、理解できていない部分もあるので、今後調べて学んでいきたいと思います。
- 今日は興味深い講演ありがとうございました。基礎の部分から発展的な内容までの知識を得ることができて良かったなと思いました。半導体がどうして絶縁体と導体の中間に位置しているのか知ることができて嬉しかったです。
- 半導体はニュースではよく出てきたり、身近にたくさんあるのに、自分やまわりの人でさえ、詳しく知らないみたいな状態だったのですが、今回の教授のご講演を聞いて入門できたような感じがしてものすごく楽しかったです。後半につれ難しくなってよく分からなかったのですが、興味が出てきたので、調べまくりたいと思います。
- かなり基礎的な内容で簡単であったが、再確認ができ、良かった。今、計装OP ampを用いたElectrical Loadを作ろうとしているのですが、方法・手順を知りたいです。
- 半導体の名前はよく聞くけれど、仕組みは難しい印象があり、あまり今まで知ろうとしてこなかったので、今回基本的なところから説明していただきありがとうございました。半導体への興味が増したので、自分でも調べてみようと思いました。