6月18日(水)、INFLUX執行役員の片山雅弘先生をお招きし、「DXのお話」と題したSSセミナーを開催しました。セミナーには、情報分野やDXに関心のある様々な学年の生徒が参加し、ワークショップを中心とした講演に熱心に耳を傾け、活動に積極的に取り組んでいました。
講演の序盤では、DXの概要について少し触れた後、Googleが提供する「QuickDraw」というツールを使って、AIによるイラストの正誤判定を体験しました。この活動を通じて、AIが学習・分析・理解を重ね、将来的にはプログラムの作成まで担うようになる可能性があること、そしてそのような時代においては「人間が担うべきこと」と「AIに任せること」を分けて考える必要があるという、未来を見据えたお話がありました。
続く第1回のグループ討議では、「NBAでスケジュールの最適化を行なった目的」について議論を行い、実例をもとにDX導入の場面や注意点について学びました。これにより、AIやDXの適切な活用方法への理解を深めました。
中盤から終盤にかけては、AmazonやAppleをはじめとする世界の一流企業が実施したDXの事例をご紹介いただき、様々な問題や社会課題を解決する方法としてのDXという点を積極的に学ぶ生徒の様子が印象的でした。DXの事例を踏まえ、講演の終盤では、「もしあなたがCEOだったら、どんな DXを実施するか」というテーマで第2回のグループ討議が行われ、社会課題や身の回りの問題の解決に向けて積極的に考える様子や、討議内容を発表する様子が見られました。
講演後、「ドローンの活用と法律での制限」や「日本におけるライドシェアの現状」等、DXを進める上での課題に関する活発な質疑応答も行われセミナーは大いに盛り上がりました。

