- 日 時 :
2025年6月17日(火) 10:40~11:30 - 会 場 :
本校コナコピアホール - 対 象 :
GAコース 中学3年生・高校1年生・高校2年生 - テーマ :
Approaching End-of-Life Care and Dying in the Healthcare Sphere: A Comparison of the USA and Japan
「医療分野における終末期ケアと死への対応:アメリカと日本の比較」 - 講 師 :
Ms. Alice Young
Research student at The University of Osaka Graduate School of Medicine, Division of Health Sciences
Fulbright Scholar
今回は大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 からAlice Young先生をお招きし、グローバルセミナーを実施しました。
はじめに母国アメリカ合衆国とフルブライト奨学金についてご説明いただいた後、本日のテーマである「医療分野における終末期ケアと死への対応:アメリカと日本の比較」についてお話いただきました。研究内容に加え、進路や生き方にも関連するような示唆に富んだお話に、生徒は大変興味深く耳を傾けていました。
中3生徒からは、 “I thought the Advanced Directives are helpful for people to be more open and positive about death, but it’s hard to handle because it is a sensitive matter.(事前指示書は、人々が死についてよりオープンで前向きになるために役立つものだと思ったが、デリケートな問題なので扱いが難しい。)” というコメントがありました。
高1生徒からは “This lecture left a strong impression on me as I learned about the differences between Japan and the United States in their approaches to end-of-life care.(この講演で、終末期医療に対する日米の考え方の違いを知り、とても印象に残るものとなりました。)” というコメントがあり、日米間のアプローチの違いに興味をもった生徒もいたようでした。
高2生徒からの感想には 「事前指示書の重要性や有益さを知り、自分の将来のためや最後まで自分の意思を尊重するためにとても大切であると思うことができる良い機会であった。」という意見や、”From her lecture, I learned that I can still think and choose what to study after starting my university life.(彼女の講義から、私は大学生活を始めてからも、何を勉強するかを考え、選択することができることを学んだ。)” という、正に進路と重ね合わせたコメントがありました。
今回のセミナーで本校生徒に素晴らしい学びの機会を提供してくださった講師のAlice Young氏、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻の先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。


