8月30日、高1 GSコース〈理数探究〉化学班24名は、大阪医科薬科大学薬学部の佐藤卓史先生の研究室訪問を行いました。14時過ぎに学校を出発し、バスで阿武山キャンパスに向かいました。薬学部では、佐藤先生をはじめとする多くの先生に迎えていただきました。

24人の生徒は3つの班に分かれ、佐藤先生からは「高速液体クロマトグラフィーによる物質の分離」の実習を、藤森功先生、小池敦資先生、中辻匡俊先生からは病態生化学研究室の見学を、箕浦克彦先生からは研究支援センターの大きな実験測定機器の見学、説明をしていただきました。クロマトグラフィーによる物質の分離では、実際に試薬を使い、計測した物質の特定の仕方を学びました。病態生化学研究室では、社会に役立つ薬の開発・研究がどのように行われているかを知ることができました。また、薬を開発する時には物質の形状や構造を知ることが大切であり、そのための測定装置を研究支援センターで見せていただきました。どの測定器も何を解明するかの目的が決まっていることと、数百万~数千万円もする機器がたくさん並んでいることにとても驚きました。

薬の開発するためには多くの測定器を使い化学構造を知ることや、大学では社会のためにより良い薬を作る研究していることがわかりました。佐藤先生をはじめとする多くの方にお手伝いをしていただき感謝しています。とても良い経験ができました。