今年度は4人の現役の女性医師をお招きして座談会を開催しました。

どの先生もSSH課題研究を経験し、全国大会で成果発表をした先生もおられ、SSHで研究して発表することで、いかに自分より知識のある大人にわかりやすく説明できるかというトレーニングができたし、仲間づくりもできたことをお話しくださいました。

女性医師の人生設計についてはだんだん環境も整ってきていて、今の高校生が医師になるころにはもっと充実していくと思われるとのこと。大学生をしながら受験勉強に取り組んで医学部に入りなおして医者になった話や大学生時代は医学部といっても特別ではなく普通の学部の学生たちと同じようにいろいろな楽しい思い出を作ることができたこと。博士号をとりに大学院に進学して4年間の研究に取り組む話。働きながら普段の仕事で生じた疑問を研究してゆくこと。医学部の面接については「前期試験の面接なら、普通にコミュニケーションがとれていればそんなに心配する必要はない」「きまった質問には準備しておくと焦らずにすむ。ハキハキ答えていれば大丈夫。ディベート形式なら他の受験生の話をしっかり聞いておくことが大切です」など、また小論文については全員が高校の時に指導を受けて対策をしていたという話でした。

まじめな話の後は恒例の女子トークであっという間に時間が過ぎました。