1日目

京都から新幹線で新横浜へ移動し、バスに乗り換え鎌倉に到着後、自由散策を行いました。続いて、ガイドさんとともに鶴岡八幡宮や高徳院を巡り、歴史的背景を学びました。

夕刻には、経団連セミナーが行われ、東京ガス 岡本会長より「グローバル時代を生きるために」と題する講演をしていただきました。多様性を受容する感性と自ら発信する能力が必要であること、その為に真の意味の教養が重要だということを語られ、大変興味深い講演でした。また、浅野OBより「経団連の活動内容」という内容のミニ講演もあり、後輩へのメッセージもいただきました。

2日目

松下政経塾において「立志」というテーマで1日目の研修を行いました。まずは塾紹介と施設見学から始まり、橋本左内の啓発録を題材にした講話や塾生の発表、そして自らの志を立てることを目的としたグループワークを行いました。非常に盛り沢山の内容でしたが、志の高い塾生のサポートもあって、生徒たちは熱心に自分と向き合い研修に取り組んでいました。

3日目

前日に続き松下政経塾で研修がありました。まずは、「次世代を担う若者たちへ」というテーマで河内山塾頭から講演がありました。その後、グループ毎に分かれメンターを中心にディスカッションそしてグループ内発表を行いました。生徒たちは少ない時間の中でしたが自らの志を高め、しっかりと発表していました。昼からは全体の前で代表者による発表がありました。生徒たちは仲間の発表を聞くことで良い刺激を受けたようです。夜には、西野氏による18歳選挙権についての講演がありました。生徒たちにとって次年度から関わることでもあり、真剣に話を聞いていました。

4日目

職業体験としてフジテレビで番組制作を行いました。事前に撮った「ココ調」の映像を加えて、10分間の「目覚ましテレビ」を作ります。一人ひとりに役が割り振られ、撮り直しができない非常に緊張感のある中で挑みました。インストラクターの熱心な指導もあり、各クラスともに素晴らしいものが出来ました。さらに、責任を持って働くことや仲間と協力しながら一つのものを作り上げる重要性を感じることができました。

日本科学未来館では、最先端の科学に興味津々のようでした。お台場での自由散策においては、フジテレビ本社やその周辺で見学や買い物を楽しんでいました。

夜は学年企画でみんな盛り上がり、思い出に残る一時を過ごしました。

5日目

午前中は国会議事堂に行き、衆議院議員の大隈代議士による講演がありました。医師でありながら政治の世界で頑張っておられる方のお話とあって、生徒たちは真剣な眼差しで聞いていました。午後は楠公レストランで食事をし、3コース(①国立科学博物館+先端技術センター@TEPIA、②最高裁判所+東京臨海区域防災公園ソナエリア、③東京証券取引所+東京国立博物館)に分かれて研修を行いました。どのコースも、日本の政治・経済、研究・技術の中心地であることを実感するとともに、興味関心を広げることができたようです。

夕食では、槻友会関東支部との懇親会があり、関東で頑張る大学生や活躍する社会人の方々から様々なアドバイスを受けることができました。

6日目

スカイツリーの展望台に昇り、360度眼下から彼方へ広がる東京の街並みや景色を見た後、ソラマチタウンを散策しました。その後の浅草の自由散策では、浅草寺周辺を歩きながら昼食を食べたりお土産を買ったりしました。残念ながら雨のため皇居外苑二重橋での写真撮影はできませんでしたが、東京駅に向かうまでの間、車窓から各省庁を見ながらバスガイドさんの説明に耳を傾けていました。

京都で新幹線を降り、解団式を行い研修旅行を終えました。