10月29日から10月31日にかけて、中学1年生は広島県福山市にあるツネイシしまなみヴィレッジへ野外学習に行きました。台風が接近する中、なんとか予定通りに出発。現地に到着すると、台風は過ぎ去っており無事にカッター訓練等その後のプログラムを行うことができました。

カッター訓練では12班に分かれ、3日間インストラクターの方に漕ぎ方の指導をして頂きました。オールの動かし方など技術的な内容にとどまらず、声を合わせることの大切さ、団結力がそのまま船の速さに繋がることを教えて頂きました。最終日のレースではそれまでの練習の成果を各班が出し切り、達成感を得られました。

クラス活動ではクラス団旗の制作と、クラスメイトの「良いところ探し」をしました。クラスごとに異なる色の旗で出来たクラス団旗は今も各教室に飾ってあり、この野外合宿で経験したこと、クラスの繋がりを思い出させてくれます。良いところ探しでは、自分がそれまで気づいていなかった自分の良いところを教えてもらい、新たな発見があった活動でした。

座禅では住職の方から姿勢とともにこころ構えを教えて頂きました。カッター訓練を『動』とすれば、座禅は『静』。『静』かに自分を見つめるよい経験になったと思います。

今回の野外学習の目標である①挨拶をする②時間を守る③人の話を聞く④やりきる、これを普段の学校生活でも意識し、学年全体で頑張る気持ちを忘れずに過ごしてほしいと思います。