中学3年〈理科探求基礎〉1学期

1学期は主として生物の実験を主に行いました。

7月7日

第10回は、キューネの発酵管を使って、アルコール発酵の実験を行いました。

元気よく二酸化炭素の泡を出していました。ヨードホルム反応まで行いました。

6月30日

第9回は、DNA鑑定の復習をするとともに、化石の観察・スケッチを行いました。

6月16日・23日

2週連続でDNA鑑定を行いました。リバネスのDNA鑑定キットを利用しました。

6月9日

第6回はDNAの抽出実験を行いました。

ブロッコリーをすりつぶして、10%SDS溶液と5%食塩水を混ぜて、ガーゼでろ過したのち、エタノール中で析出させるというおなじみのものです。大半の班が成功していました。

ところで、第3回でニンジンの組織培養をスタートさせましたが、現在、80本中、32本で無菌状態が保たれていて、そのうち、8本でカルスが形成されていました。クリーンベンチさまさまです。

6月2日

第5回は、校内の植生を調べました。主に、正門や体育館の近くの植物(カイヅカイブキ、ヒイラギ、サルスベリ、ドウダンツツジ、ベニカナメモチ、…)を見て回りました。

最後に、実験室で12種類の植物の枝・葉を見て、その名前を当てるというクイズを行いました。大体の生徒は、6種類以上当てられました。一人だけ、11種類正解というつわものがいました。

5月12日

第4回は、京都大学の学生さん6人に授業をしてもらいました。彼らは、アイセック京都大学委員会というNPOに所属しておられます。

アイセックの紹介は、高槻高校OBの露峰佑太さん(京都大学法学部3年)が行い、そののち、2名の方が海外での活動報告をされました。

今浦由就さん(京都大学農学部資源生物科学科2年。他高校出身)は、インドネシアでゴミ問題対策に取り組みました。現地ではごみの分別がされておらず、埋め立てや焼却に頼っていて、また、ポイ捨てごみが多かったそうです。

三門茜さん(京都大学農学部地域環境工学3年。他高校出身)は、アフリカのウガンダで現地の農家の生活の向上に取り組みました。農業国ですが、作物は業者に安く買われていて、家計簿や作業日誌の普及をしようと頑張ったそうです。

中学生たちにとって、京大生から刺激を受けたり、親近感を感じるいい機会となりました。

4月28日

バイオテクノロジーの基礎技術である組織培養(ニンジン)をはじめました。

新校舎の生物実験室に大きなクリーンベンチを設置したので、卓上型クリーンベンチだけで実験していた昨年に比べ、成功率も上がるのではないでしょうか?

ちなみに、昨年の中学3年生が1月に始めた組織培養(ニンジン)が、ちょうどいまカルスになりましたので、高校1年生は、SS課題研究の時間に、茎が分化する培地に植え替えました。

4月21日

第2回では、アルコールパッチテストを各自行いました。

この検査は、80%アルコールを含ませたガーゼを上腕部に貼り、7分後にはがして、皮膚の色を見ます。その際、赤くなっていたら、①お酒が飲めないタイプと判断できます。それから10分放置後、赤くなっていたら、②お酒に弱いタイプと判断できます。まったく赤くならなければ、③お酒に強いタイプと判断できます。

この検査では、ALDH2というアルデヒド脱水素酵素遺伝子の有無を調べています。この遺伝子を持たない人が①、ヘテロで持つ人が②、ホモで持つ人が③に対応します。

実験後、各民族での割合から民族移動を考察したり、遺伝の計算をした後、昨年度の生物オリンピックの遺伝の問題(問19)に取り組みました。みんなに解き方を立派に説明できる者がいました。

4月14日

中学3年GSコースでは、週1回、〈理科探究基礎〉という授業を行っています。

第1回では、「信頼されるデータを得るには?」と題して、測定値の誤差や散らばり、そしてその表現方法を学びました。

具体的には、10mLのピペットで水を採取し、電子天秤で何gかを10回測定します。その10個のデータから、最小値、第1四分位数、中央値、平均値、第3四分位数、最大値を求め、箱ひげ図で表しました。班によって箱ひげ図はさまざまでした。続けて測定値をパソコンに入力し、クラス全体での度数分布表やヒストグラムを作成しました。

また、1000μL用マイクロピペットを使い、いかに正確に採取できるかを実感しました。