- 2026年7月2日(木)16:00~17:30
- 大阪医科薬科大学医学部 法医学教室 准教授 片木宗弘先生
- 「犯罪を“科学”する」
7月2日(木)、第4回の基礎医学講座では、法医学教室の片木宗弘先生をお招きし、「犯罪を“科学”する」をテーマにご講演いただきました。
講義は、生徒にもなじみのある「科捜研」(科学捜査研究所)の話題から始まり、片木先生が実際に携わってこられた捜査について、具体的な事例を交えて分かりやすくご解説いただきました。事件の概要にとどまらず、その解決に至るまでに科学的知見がどのように活用されているのかが示され、生徒たちは強い関心をもって聴き入っていました。
また、薬毒物分析をはじめとする各種検査技術の進歩や、科学技術の発展が捜査のあり方にもたらした変化についても丁寧にご説明いただき、日頃学んでいる理科・科学の知識が社会でどのように生かされているのかを実感する貴重な機会となりました。
本講座を通して、生徒たちは科学が社会の課題解決に果たす役割を理解するとともに、基礎医学や科学研究への関心を一層深め、今後の学習や探究活動への意欲を高める契機となりました。



受講生徒の感想
- とても小さい単細胞や血液1mlから有機化合物を検出できる精度の高さに驚きました。また、実際に起こったことを物理的なモデルで検証することで現場を再現し、死因を特定できることに興味を持ちました。
- ご講演ありがとうございました。実際に起きた事例を、詳しく知りながら科捜研の役割やその技術について知ることができてとても興味深かったです。事件の発生を科学の観点から証明できるので生活の様々な場面に科学が関係していることを感じました。
- 今回お話しされていた二つ目の事例で亡くなってから何年かたってもわかることがあるということを知りました。また、車内の一酸化炭素中毒の事件や、頭髪分析によって睡眠薬を検出する話など、興味深いお話がたくさんありました。
