7月16日(水)、京都大学医学研究科 准教授の西岡大輔先生をお招きし、 「科学的なコミニュケーションとは?」と題したSSセミナーを開催しました。
「科学的に論証するとなどういうことか」、「科学的な根拠を探す方法&論文の読み方」ということを、「カラスは黒い?」という問いかけからスタートしてわかりやすく教えていただきました。論証するということはどういうことなのか、根拠はどうやって示すのか、人間の認知の仕組みは確証バイアスに陥りやすいこと、などの基本的な話から、PubMedを用いた実践的な検索テクニック、「キノコ狩り」に準えた論文の読み方まで盛りだくさんの内容で生徒達も興味深く受講していました。


参加生徒の感想
- わかりやすく面白い講義をありがとうございました。科学とコミニュケーションは一見関係がなさそうでも、自分の主張には根拠をつけて言うべきで、その根拠を見つけるためには論文を読むことが大切なんだと学びました。
- X(Twitter)やブログに書いてあることが本当かどうかわからないので、勉強していくべきだと思いました。
- もし私が大学に進んだら、必ず読むであろう論文の読み方が、英語の長文問題でも使えそうだなと思いました。
- 今年から課題研究が始まったことで、情報を調べる機会が増えました。書籍、インターネットなど様々な知識に触れるようになりました。特に論文は長い上に難しいため、読み方を工夫しなくてはいけないと実感していました。なんとなく自分なりに「どこを読むか」を考えてはいましたが、曖昧だったため、今回の講義を通してきちんと教えていただけてよかったです。どうやって「科学的に」話すのかとても勉強になりました。
- 今まさに課題研究の資料やプレゼン作りをしています。今回の先生のご講演で発表するときの注意事項や、実験で何をどう考えれば良いかなどとても参考になりました。今年で最後の課題研究ですが精進します。本日はご講演ありがとうございました。