7月14日(火)~16日(木)の午後、大阪医科薬科大学との高大連携事業「高大接続課題実習」が開催されました。この実習では、高校1年・2年の理数探究の時間に生物分野の研究を行っている生徒の研究を促進するため、大阪医科薬科大学の協力のもと、より高度な実験手法を学びます。
 今年度の主な実習内容は以下のとおりです。ご協力いただきました各教室の先生方に改めてお礼申し上げます。

実習分野指導いただいた先生実習内容
解剖学杉山紀之 先生
藤島和人 先生
マウスの解剖
生物学原田明子 先生
岩渕功誠 先生
シロイヌナズナのフォトトロピン変異体を用いた葉緑体と核の光定位運動の観察
生物学橋口康之 先生魚類の分子系統樹を作製する実験
微生物学中野隆史 先生
呉紅 先生
ディスク法による抗菌物質感受性試験
生理学山本耕裕 先生ゼブラフィッシュ精子運動性への水温変化の影響を解析する

 

 

  

受講生徒の感想

  • 今回はネズミの解剖という、工学系に進む予定の自分にとってはこれからすることもないであろう貴重な機会をもつことができました。教科書で見た通りの臓器が目の前にあって、それに触れることができるということがとても新鮮でした。また、命をいただいて実験をするわけですからしっかり集中力を保てた状態で命に向き合うことができて、それも良い経験になりました。またこのような機会があれば積極的に参加したいです。(高1)
  • 私は今回の実習を通して課題研究について積極的に参加したいという意志をより持つことができました。私はフォトトロピンと葉緑体の運動についての実習に参加させていただいたのですが、一度の実習中に、ライトを用いたバンドの発生の実験や顕微鏡での葉緑体の観察および考察までさまざまな体験をすることができ、どれも私にとってとても勉強になるようなものばかりでした。蛍光顕微鏡や双眼顕微鏡など普段は扱うことのできない実験器具を用いることができて、普段はなかなかできない体験をさせていただいたので興味を持つことができました。大学の方にもとても親切にしていただいて、質問するたびに丁寧にお答えいただき、そこから新たに得られる学びもたくさんあり、とてもためになるお話ばかりでした。また、大学の方が、実験にはもちろん特別な器具を必要とすることもあるけど、いつでも必ず必要なのは創造性である、というお話を何度かされていたのが印象的でした。課題研究とは、教科書の内容をただ再現するのではなく、自分たちで問いを立てながら主体的に探求を行っていくものであり、今後自分自身も課題研究に取り組んでいく中で、自分も積極的に課題に取り組んでいく必要があるということを再認識するとともに、課題研究の面白さとはこんなところにあるのかなあと感じました。(高1)
  • 実体顕微鏡の下で精巣のような小さいものを取り出したり、トラッキングをする過程を見るのは初めてのことで楽しかったです。また、今までGFPを使って遺伝子の発現をみることができるということはいろいろなところで聞いていましたが、蛍光でどのように見えるのかは知らなかったので、実際に見ることができてとても刺激を受けました。遺伝子にまつわる研究でも精子から脳までさまざまなことに関係しているものがあって、遺伝子を使った実験に興味をもちました。(高1)