3月17日(火)、大阪府泉南郡熊取町にある京都大学工学部の原子炉が本年4月をもって廃炉となることを受け、京都大学の齊藤泰司先生のご厚意により、本校生徒18名が原子炉見学に参加しました。齊藤先生は本校第37期生の卒業生でもあり、講義の中では在学当時のエピソードも交えてお話しいただき、生徒たちは大きな親近感を持ちながら学びを深めることができました。
見学では、原子炉内で起こる核分裂反応や中性子の性質、安全管理の重要性などについて詳しい講義をいただきました。その後、普段は立ち入ることができない原子炉内部を実際に見学し、核反応がどのように制御されているのか、原子炉の構造や役割について具体的な説明を受けました。生徒たちは、教科書ではイメージしにくい機器や設備を自らの目で確かめながら、多くの質問を投げかけていました。
また、原子炉から発生する中性子を利用した実験や研究の実例についても紹介いただき、基礎科学から産学連携による応用まで幅広く利用されていることを学びました。原子炉における研究のスケールや安全管理体制の厳密さに触れたことで、科学技術が社会とどのようにつながっているのかを実感する貴重な機会となりました。
見学の最後には代表生徒が感謝の言葉を述べ、今回の特別な学びの場に対して深い感謝をお伝えしました。原子炉の廃炉を前に、実際の研究施設を自らの目で見ることができた経験は、生徒たちにとって大きな財産となるはずです。
参加生徒の感想
- チェレンコフ光を実際に見て感動した。チェレンコフ光がどうして青色なのか原理を説明してもらって理解がとても深まった。他にも原子力にまつわる講義がすごく興味深く、有意義な時間でした。
- 些細で素朴な質問・疑問にも丁寧にお答え頂き、見学体験が非常に豊かなものとなったので、感謝申し上げたい。なかなか見ることの出来ない施設のほぼ全てを解説いただき、その合理性と繋がりを学ぶことができた。




関連リンク
- 京都大学研究用原子炉(KUR)(京都大学複合原子力科学研空所ウェブサイト)