12月23日(火)、かるた愛好会が島本町 水無瀬神宮にて大阪青陵中学校・高等学校のみなさんと合同練習試合を行いました。
島本町は百人一首の聖地として知られており、その中でも水無瀬神宮には重要文化財である**客殿(桃山時代)**や、**茶室「燈心亭(燈心席)」(江戸時代前期)**がいまも残っています。今回はその由緒ある客殿をお借りして練習を行いました。かるたを嗜む者にとって、これほど恵まれた環境はなく、参加した中学生・高校生は、歴史ある空間の雰囲気を味わいながら、全力でかるたに取り組みました。
さらに、この日はサプライズで第65~67期名人・粂原圭太郎氏、 第56回女流覇者・野添美依奈氏、 A級選手・成田咲夢氏の3名が水無瀬神宮を訪れ、直接稽古をつけてくださいました。日本トップレベルの技術を間近で見られる貴重な機会とあって、生徒たちは自分の試合が終わると、真剣なまなざしでお三方の試合を見つめ、多くのことを学ぶことができた様子でした。
かるた愛好会は、来年度より同好会として新たなスタートを切ります。今回の経験を糧に、今後さらに活気ある活動を展開していくことを期待しています。





