8月21日(木)、大阪医科薬科大学 阿武山キャンパスにて、高大連携事業「Summer Science Program(SSP)」が開催され、本校高校1年生GSコース化学班の生徒22名が参加しました。
この実習は、大学の研究施設を訪問し、実験機器の取り扱いや実験手法を学ぶとともに、化学分野の発展的な内容に触れ、今後の課題研究へとつなげていくことを目的とした取り組みで、大阪医科薬科大学薬学部のご協力のもと実施されています。
生徒たちは班ごとに分かれ、薬学部の先生方による講義や実験指導を受けました。講義・実習では、解熱剤として広く用いられているアスピリンを題材にした実験を行い、薬剤の合成や性質について理解を深めました。また、薬の副作用に関する研究を行っている研究室の見学や、調剤室・無菌製剤室といった薬学部ならではの専門施設の見学も行われました。生徒たちは興味深そうに観察し、積極的に質問する姿が見られました。
今回のプログラムを通じて、生徒たちは科学の奥深さと実験の面白さを再認識し、今後の学びに向けた意欲をさらに高めることができました。ご協力いただきました関係者の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


