• 日時:2024年2月16日(金) 15:40~16:40
  • 場所:本校化学教室(オンライン)

 今年度も理系の進路を考えている女子生徒を対象に「リケジョ座談会」を開催しました。講師は大阪大学理学部出身でダイセルに勤務する上田仁美さん、京都大学薬学部の出身で経産省の官僚として活躍する川邊真理さんで、中学・高校の女子生徒が参加して働く女性の生活についてお話を伺うことができました。
 お話の後、生徒からは一般教養、研究室、自分の研究・実験、成果発表、卒論などのお話や、女性にとって職場環境についての質問がでました。
 先生方からは、勉強方法は興味があると捗るし楽しいので興味持つことが大切だということ、また将来のキャリアを考えるうえで、職場環境として働きやすい制度が整っているかも大事なポイントと説明してくださいました。

 

参加生徒の感想

  • お二人の話は大変興味深かったです。私は国語社会より理数のほうが好きで理系の話を聞くことができてよかったです。お母さんが薬剤師の資格を持っていれば仕事がなくなっても、またすぐに見つかるから大丈夫という話をしていたのですが、本当なのでしょうか?まだまだ聞きたいことがたくさんありますが、また今度機会があったら質問させてください。今回の座談会で理系がいいという気持ちが一層増しました。
  • 私は国語や社会より理科数学の方が得意な上田さんタイプなので理系の方に進もうを思っているものの、知らないことがほとんどなのでとても良い機会でした。お二人とも違う分野ですが、将来の選択の幅が広がったのかと思いました。産休・育休についてなど直接は関係ないけれど、今後の理系女子が働く先で産休育休に理解があるのだなと思って安心しました。これからも引き続きSSセミナーを受けようと思いました。貴重な経験をありがとうございました。
  • 日頃から「あれはどうやってできるのだろう。」と思うなど自分でもかなり探究心が高いなと思っていて、将来研究に関するお仕事に興味を持っていたのでお話をきけてよかったです。環境のための研究など、これからもお仕事頑張ってください。本当にありがとうございました。
  • 大学へ受かるための勉強法や総合大学へ通う際、習うこと、産休育休などについて普段あまり聞くことのできないことを知ることができたので良かったです。自分が理系か文系かまだ分からないのでこれからの進路を決めるのに役立てたいと思いました。勉強法も真似したいと思います。
  • 理系に興味がありこの座談会に申し込んだのですが、今回の先生方は前の「医系女子のための座談会」とは違った道を歩んできたのは当たり前なのですが、こんなにも違っているのかと気づきました。上田さんの「車のエアバッグの起爆実験」やその装置をいつか作ってみたいです。なので私も「理系」の中にも医学や薬学の典型的な例では少し違うようなものがあるのだと知れました。今日はこのような機会を設けてくださりありがとうございました。次もこのような機会があれば是非参加したいです。
  • 二人とももともとから理系という事を考えていらっしゃらなかったので私も何かのきっかけをつかみたいと思いました。普段あまり聞けない話が聞けて良かったです。国の機関に育休なども手当もしっかりしているなと思いました。ありがとうございました。
  • 大学でどのような勉強をするのか、産休育休の詳しいお話など知らなかったお話を聞けて楽しかったです。将来の進路を決めるときに今日聞いたことを思い出して自分に合った道を選びたいです。お忙しい中ありがとうございました。
  • 理系の職業に就く人は「理数が幼いころから好きだった」のような理由だと思っていたのですが、川邊さんのようにテレビで放送されていた内容に興味を持ったという理由で理系の職業に就かれていると聞いたときは驚き、今回の講演のおかげで興味を持つことができました。ありがとうございました。