6月7日(水)、大阪大学 安全衛生管理部の高橋賢臣准教授をお招きし、「放射線の基礎」と題したSSセミナーを開催しました。

放射線化学の基本知識についてのやさしく、わかりやすい解説のほか、放射線の単位Bq(ベクレル)、Gy(グレイ)、Sv(シーベルト)の違いや放射線が人体に及ぼす影響やその仕組みについても詳しく教えていただきました。

講演を通じ、放射線によるリスクとベネフィットのバランスをしっかり考えて判断してゆかなければならないことを学びました。

受講生徒の感想

  • 放射線はがんになる、危ないものだと教わってきました。確かに放射線は人体に多くの影響を与えるものかもしれませんが、何か大きなことが起こらない限り、普通の人は大量に浴びたりしないし、放射線にも人間にとって大きな利益をもたらす可能性があるので、極度に恐れず上手に活用していくことがとても大切だと気づけました。ありがとうございました。
  • 小学生の時に自由研究で原爆について調べたのですが、その時に理解できなかった放射線及び放射能についてとてもよく理解できました。わかりやすく興味深い授業をありがとうございました。
  • 100mSvうけると0.5%上昇するとわかりました、ということは200回すなわち20000mSv受けると100%になるのか?と思いました。
  • 具体的な数値を使ってお話を進めているのがとてもよかった。結局はリスクとベネフィットのバランスが重要と分かった。
  • 講義の最後の言葉に関して、特に私は賛同で「放射線は怖い」というような固定概念は無知から来ていると思う。それを知ることによって自分たちは進化できるので放射線教育を広げていくことが第一だとわかった。