• 2022年11月14日 13:10~14:10
  • INFLUX OFFSHORE WIND POWER HD 株式会社 執行役員 片山雅弘 氏
  • SDGsセミナー「洋上風力とSDGs」

性弱説の話からはじまり、色々な職業、IBM時代、アナリスト、コンサルタント時代におけるご自身の体験を踏まえて高校生の目線でいろいろとお話しくださいました。

馬渡島から見える玄海原子力発電所の風景とそこで漁師として働く方の意見を、出演されたテレビ番組「ガイアの夜明け」から紹介され、未来の電力供給のキーとなる洋上風力発電について、日本の地の利やウクライナ侵略による原子力発電の被害などとも絡め教えていただきました。

生徒の感想

  • 今回の講演で僕が一番うれしかったのは、キングダムの話が出てきたことです。僕はキングダムが大好きで、韓非子はマンガで顔は出てきていませんでしたが、李斯が中華統一に着手できるのは自分と韓非子くらいだと言っていたのを思い出し、相応凄い人なんだろうな、と思って興味が湧きました。
    本題の風力発電のお話では、洋上風力発電というワードに驚きました。なぜかというと、自分が知っている風力発電は祖母の家がある滋賀の琵琶湖の近くで、何十本が立っているのを見たことがある程度だったので、海の上で風力発電ができるということは知らなかったからです。また、洋上でするということは、その付近では魚が獲れにくくなってしまうなど、少なからず問題が起きてしまいますが、最近は電力の供給量不足しているというニュースもよく耳にするので、食料と電力のどちらを取るかというのは、とても難しい問題だと感じました。風力発電は設置する場所を探すのが難しいと思うので、今後どうやって場所を取らずに風を活かした電力作りをするのか考えていこうと思います。
  • 私はこの講義を聞いて、洋上風力発電の将来の可能性を感じました。現状エネルギー不足の日本だけではなく、世界におけるエネルギー危機を解決する一つの手段となりうると考えています。ただ、特に日本は風力発電のコストが高く整備も難しいことを知り、新素材を使うなどしてコスト削減する必要があるのではないかと思います。さまざまな難点はありますが、後には二酸化炭素を放出せず、原子力に比べて安全性が高い風力発電がエネルギー生産の大部分を占めて温暖化対策にもなることを願っています。