2022年度「基礎医学講座」第7回

  • 2022年10月27日(木)16:00~17:30
  • 大阪医科薬科大学医学部 薬理学教室 教授 朝日通雄 先生
  • 「薬は体に何をする?」

薬と毒は表裏一体であることを様々な具体例を挙げて説明していただきました。また、いくつかの薬の発見物語、最後には、最近開発された抗ガン剤「ニボルマブ」、アルツハイマー症の薬「アデュカブマブ」も紹介していただきました。また、トロント大学での4年半の研究生活についても紹介していただきました。

受講生徒の感想

  • 薬と毒が表裏一体なものだということは知っていましたが、詳しくどういった事例があったのかは知りませんでした。毒とされた薬が再び薬として利用されるということを初めて知り、さらにそれらが案外身近なところで使われていて驚きました。有難うございました。
  • 猛毒が薬になることもあるというお話がとても面白かったです。医学講座で薬の話は初めて聞いたので、新鮮な気持ちで聞けました。興味深いご講演ありがとうございました。
  • 危険性が高いものでも、加熱したりして毒を弱めると薬として使えるということを知り、恐れるだけでなく、活用法を考えることも大切だと感じました。逆に薬だからと言って使いすぎると副作用で毒になるということがよく分かりました。薬は完璧ではないことがよく分かりました。
  • 本日は素晴らしいご講演ありがとうございました。毒と薬が表裏一体というのは保健の授業でも聞いたことがあったのですが、今回具体的な例とともに聞けて、より深く理解することができました。今回の講演を聞き、今普通にある薬にも少し疑いの心をもって、適切に使いたいと思いました。
  • 本日は大変貴重なご講演をしていただき、ありがとうございました。薬は私たちの生活でとても身近なものなので、薬物と毒物が表裏一体だと知ってとても驚きました。毒物が薬物として用いられたり、副作用によって薬物が毒物になる可能性もあるのは、とても恐ろしい話だと感じました。私は将来医者志望なので、将来臨床医として働くことがあれば、薬物の恐ろしさを常に考えながら、診察したいと思いました。
  • 私が普段からよく使用している薬があるのですが、それがかなり強力な薬で、何かあるとすぐ飲んでいました。だけど今日の講義の「薬物を見れば毒物と思え!」という言葉で、やっぱり頻繁に使用するのは危ないなと思いました。
  • 本日はありがとうございました! 薬物と毒物は表裏一体という話を聞いて、がん患者さんの痛み緩和目的で麻薬を使うという話を思い出しました。薬物と毒物が表裏一体というのは身近にありふれているものだと改めて感じました。今後薬を使う仕事に就いたら今日聞いたことを忘れないようにしたいです。また、実験の失敗から新しい薬ができた話を聞いて、今行っている課題研究で思うようにいかなくても、観察や考察をしっかりして、新たな発見をできるよう頑張ろうと思いました。
  • 本日は講義をしていただき、ありがとうございました。やっぱり研究する方々は、海外で留学する人が多いんだなと思いました。毒物が薬物になるのは知らなかったので、また自分でも調べたいと思います。
  • 保健の授業で薬物乱用のことをちょうどやっていました。薬はよい方向にも悪い方向にも使い方次第で変わるので、丁寧に使用方法をしっかり守って使用するべきであると感じました。
  • 私が今日の講義で一番関心を持ったのは、留学の話と先生が研究医を選んだ理由です。私は医者になるなら、研究ではなく臨床がしたい派なので、研究医の方の話を聞くのは新鮮でした。
  • 使い方によっては毒物が薬物どっちにもなりうるということが興味深かったです。この仕組みを悪用する人がいると怖いと思いました。本庶佑先生がノーベル賞を受賞されたのは知っていましたが、詳しい内容は全く知りませんでした。ニボルマブのおかげでたくさんのがん患者の方が救われるというのを知って、薬というのはすごいのだなという風に実感しました。
  • 本日はご講演ありがとうございました。今日の講義はいつにもまして専門的でとても興味深かったです。特に、母が新薬開発の仕事にたずさわっているため、アルツハイマーや糖尿病など新薬・特効薬についてお話が興味深かったです。ニボルマブという薬やどのがんに対しても効果を発揮すると聞き、そんなことがあるのかと驚きました。また、古代中国の為政者たちがこぞって飲んだという丹薬が水銀でとても有毒だと知ってはいましたが、なぜ丹薬が不老不死の薬として重宝されたのかを知ることができて、面白かったです。