10月4日、SSH指定校で課題研究の経験のある女性を招き、医療系志望の女子生徒に対する将来設計に資する取り組みとして、オンラインで座談会を開催しました。

今回はお二人の看護師をお招きしました。

  • 高校時代は理数科で課題研究を経験。大阪大学医学部保健学科卒業後、聖路加国際病院にて2年間 手術室看護師として勤務。結婚を機に東京逓信病院に転職し、病棟看護師、外来看護師、退院支援看護師として8年間勤務。「臨床での疑問を解決できるようになりたい!」という気持ちが湧き、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻に進学し昨年度修士課程を卒業し、現在国立がん研究センターがん対策研究所で研究をされている。
  • 高校時代はSSH課題研究や海外研修を経験、放送コンテスト大阪4位、全国大会出場。大阪大学医学部保健学科卒業後、看護師として内科系総合病棟、一般病棟、婦人科、美容皮膚科での勤務を経て、日本メディカルアートメイクアカデミー代表として日本でのアートメイクの先駆けとなった母の会社を継承。現在複数のクリニックと業務提携し医療機関内で看護師としてアートメイクの施術とスクールを行う。

生徒からはバイトの楽しかった思い出や学生時代の話の質問がでて、先生方からはシフトと試験の関係などのリアルなお話をしていただきました。バイトの経験から登記の仕方を学べたり波乱万丈のお話を聞くことができました。

また、大学卒と専門学校卒で看護師としての違いについての質問には、「現場では実際は関係ない」ということを聞くことができました。

「看護師はいつでも需要があるから結婚出産で現場を離れてもすぐに戻れる、どんな仕事をするにしてもこのキャリアは信頼されるし無駄にならない。」「高校と大学の名前で今まで信頼を得てきた。まだまだ女性に対して社会は厳しいけど、しっかりした大学に行くことは意義がある。」とお話しくださいました。