• 2022年6月21日(火)16:40~17:40
  • 京都大学大学院 生命科学研究科分子代謝制御学分野 准教授 山岡尚平 先生

高校生にとってはなじみのある被子植物の生殖について、より詳しくご説明していただきました。普段の授業では味わえない、花粉管内での精細胞の様子などについて、動画も交えながらのご講演で、生徒たちも興味を持ちながら聞いていました。

受講生徒の感想

高2
  • とても興味深い内容で勉強になりました。質問にも答えていただいて、昔からの疑問も解決しました。このセミナーを通じて、農学部に行きたいという気持ちが増しました!
  • 今まで、大まかに生物の授業で植物の仕組みは習ってきたが、専門的知識がたくさん学べたので、今後の課題研究に役立てたい。
  • 精細胞をはじけ飛ばしていることがおもしろかったです。動かないように見える植物にも内側で結構あばれていると思いました。
  • 花粉管によって陸上でも生殖が可能になると聞いてなるほどなと納得しました。水中から陸上へ植物が進出するために生殖の手段として花粉を用いるようになったとは、植物は神秘的ですごいなと改めて思いました。
高1
  • 精細胞に動きが無く、植物自身の動きもゆっくりなので、植物がどのような生殖の仕方をしているのかには興味がありました。水を使ったりして、いろいろ植物もがんばってんだなと思い、心から尊敬しました。花粉管吸引はとてもおもしろかったですし、驚きました。動物のような意志や感情をもたない植物は、信号のようなものを出して雌雄でくっつくというのは、なかなか目で見えないのでファンシーに感じてしまいます。そもそも「動物」が「植物」の対義語なのが変ですよね。植物も動いているのに。
中3
  • 今回のSSセミナーで植物の生殖の内容について少し知ることができました。授業で花粉管とは何だろう?と思っていて、花粉管は花粉から伸びてめしべの中の隙間を通り、胚のうへ向かって、精細胞を運搬しているということを知れて満足できました。また、BONOBOという分かれた生殖細胞を精か卵かを決めるものについても知ることができました。講義をして下さりありがとうございます。
  • 本日はお忙しい中ご講演ありがとうございました。僕はもともと生物に興味があり、特に植物(中でも生殖)が好きで、これまでにさまざまなSSセミナーを受けてきたのですが、今回の先生の講演が一番おもしろく興味深かったです。植物の生殖に関する新しいことも知れ、とても有意義な時間でした。本当にありがとうございました。
  • 今まで花粉がめしべにくっついて受粉して花ができて実ができるみたいなぼんやりしたことしか分かっていませんでした。詳しく植物の内部の話を聞き、とても興味が湧きました。聞けて良かったです。ありがとうございました。
  • とてもおもしろかったです。また、新しく研究して分かったことがあれば、教えてもらいたいなと思いました。
  • 今まで勉強して不思議に思っていたことが分かって良かったです。特に、花粉管が伸びるということ自体の仕組みが分かって良かったです。