12月17日(金)、立命館大学経営学部による「アントレプレナーシップ講座」(第4回)がありました。今回は「アントレプレナーシップと未来」というテーマで最終回の講座が行われ、実際に起業されているアントレプレナーのお話を聞きしました。

まずは 林永周 先生から今までの振り返りのお話がありました。その後、医師でありながらベンチャーを立ち上げ活躍されている本校OBで株式会社リモハブCEO谷口達典氏の講演を聞きました。

生い立ちや学生生活、遠隔心臓リハビリシステムを思いついた状況、起業に至るまでの背景や、起業の仕方やステップ、資金調達やチーム作りなど、実体験をふまえ幅広くお話しいただきました。考えたらまず動く、簡単に出来ることから発展させるなど、林先生が講義でお話しされていたことがつぶさに出てきました。完璧を求めすぎるとスタートさえできない、失敗を恐れず失敗から学ぶ、生き抜くために知識を持つべき、というお話は、受験を含めた進路を考える上においても社会に出てからも必要な観点になると感じました。谷口OBから、無限の可能性がある、継続は力となる、目標を設定し諦めずに頑張ろう、と生徒たちへエールをいただきました。

最後に、林先生より一人ひとりに修了証が授与されました。そして、変化の激しいこれからの社会を楽しく生き抜くための心掛けをメッセージとしていただきました。