2021年12月13日(月)、中学1年生を対象に人権講演会が行われました。

講師は、ジェンダー論の第一人者である伊藤公雄京都産業大学教授(大阪大学名誉教授、京都大学名誉教授)に務めていただきまいた。

「この頃よく聞く『ジェンダー平等』って、どんなこと?」と題した講演では、ジェンダーとは、社会的に作られた性別のこと、男はこうすべき・女はこうあるべき的な社会が生み出した男女の枠づけと定義されたうえで、それが時に差別や排除を産むことが問題だと指摘され、その歴史的背景や日本の現状の課題について様々なデータをもとに説明していただきました。最後に、ジェンダー平等の実現は、一人ひとりの人権を守るだけでなく、社会を活性化していくためにも大切だとして講演を締めくくられました。グローバルリーダーに必要な人権感覚や素養において多くの示唆を与えていただいた講演でした。