2021年度「基礎医学講座」第1回

 大阪医科薬科大学医学部との高大連携事業「基礎医学講座」の2021年度第1回を6月24日(木)放課後に行いました。

 講師は法医学教室・齊藤高志先生で、「遺体中の幹細胞を用いて生きている人の病気を治す試み」と題してお話しいただきました。

 先生がこれまで歩んでこられた経歴(工学修士課程→企業→博士課程→法医学)はとても示唆に富むものでした。また、法医解剖のメリットを教えていただきました。

 そのあと、再生医療について、ES細胞、iPS細胞、遺体からの幹細胞利用などを、飽きさせないように、面白い内容を加えながらたくさん語っていただきました。ありがとうございました。

 今年度の基礎医学講座の受講希望者は高校1年生・2年生の約150名で、2016年度に開講以降最多となっています。

生徒の感想
  • 考えが色々変わりました。別に医学部に行かなくても他の分野から関わることができると聞き、そういう方法があったのかと驚きました。昔では考えられなかった事について今実現するようになってきたが、再生医療とかの医療の終着点は何なのか気になった。
  • 医学部からでなく、工学や物理、生物など多方面から学ぶことで、新たな視点から問題を見ることができるのだと感じました。再生医療という言葉は前から知っていたけど、そこから分離されている分野や言葉を初めて知り、学部を考える良い参考になりました。バカンティマウスに人の耳をはやした研究を見て、細胞や研究に興味がわきました。ありがとうございました。
  • 興味深い講義ありがとうございました。自分は様々な分野に興味があり、まだ何をしたいのかが決まっていませんが、今回の講義で再生医療などを専門的視点から学ぶことができたので、大変ためになりました。
  • 今回先生の講義を受け、iPS細胞やES細胞などの幹細胞について学ぶことができ、今まで関心を持っていなかった研究職についてとても興味を持ちました。亡くなった人の体から生きた細胞を採取でき、それを活用するという研究にはとても興味を持ったので、また自分でも調べていきたいです。
  • 私は今まで幹細胞やiPS細胞の違いが分からなかったけれど、この講義を聴いて何となく分かる気がして、幹細胞に興味を持った。無侵襲で採取できる幹細胞は将来研究に役立ちそうだと思った。法医解剖は倫理的な問題が残っているけれど、遺産のように細胞を残せる時代を望むのは画期的で良い意見だなと思った、
  • 他学部との連携をしていくことを知れて良かったです。大学の希望、行きたい学部が決まっておらず、医学部以外について知りたいと思っていたので、今回、工学部など他の学部について教えてもらうことができ、本当に受けて良かったです。
  • 難しかったけれど、分かりやすい説明だったので、理解できました。とても面白かったです。
  • 医学の世界は医者だけでなく、他の分野でも大いに携われることを知りました。法医学は私にとっては「解剖」のイメージしかなかったので、脂肪肝細胞だけを取り出したり、そういう「研究」もあると知り驚きました。先生がおっしゃったように、24歳から65歳までずっと同じことをし続けるのはたしかに面白くないですね・・・。あきたら次やりたいことをすぐできるようになりたいです。亡くなった人を使って、生きてる人を助けるという考えもあるのは衝撃を受けました。
  • 今日はありがとうございました。私は医学部の臨床志望なのですが、今回の講義で脂肪肝細胞が将来臨床で使われる可能性が高いことを聞いて楽しみになりました。これからもいろんな分野の専門性を学んで、将来、医療に貢献できる人になりたいと思います。
  • 今日は講演に来て下さり、ありがとうございました。先生の講演を聴いて、医学への意識が高まり、勉強するモチベが上がりました。
  • とても面白かったです。僕は法医解剖に関するドラマを見たことがありますが、違う視点からの現職の先生の話を聞けて、新しいことを学べました。