12月20日、中学生を対象に、SSH特別セミナー「HIROTSUバイオサイエンス社・広津崇亮社長講演会」が実施されました。線虫の嗅覚の研究から、がん検査への応用を着想、実用化のために自らベンチャー企業を立ち上げた広津氏は、バイオテクノロジーと医療と起業を掛け合わせて、自分の発明を広く世の中のために役立てるという夢を実現しつつある人でした。生徒たちは、癌の早期発見において、今まさにイノベーションが起ころうとしていることを知っただけでなく、夢を持つこと、挑戦することの大切さ、自分だけの人生・自分なりの考え方を築きつつ社会に貢献することの重要性を学んだのではないかと思います。「常識の先を行く」。それ程の気概をもって未来の社会を創り出すリーダーが生徒の中からも出てきてほしい、そんな期待を膨らませてくれる講演会でした。