9月19日(水)放課後、SSセミナーが行われました。『ゴムの話』を紹介いたします。

講師は、大阪大学大学院理学研究科教授の佐藤尚弘先生です。現在、暮らしを支えている高分子の紹介から、どうしてゴムは伸びるのかについてわかりやすく解説していただきました。

まずは、ゴムの性質について説明がありました。ゴムにイオウを入れるほど強いゴムができます。これを加硫といいます。アメリカのグットイヤーという人が発見をしました。

本題の「どうしてゴムはのびちぢみするのか」ですが、これは、ゴムは長いくさりがイオウにより結び付いて、複雑にからみあってランダムコイル状に縮んでいます。このくさりをひっぱると、1つ1つの輪がのびて、また、はなすとゴムの復元力で元にもどることを話していただきました。

参加した生徒はゴムの仕組みについて詳しく学ぶことができました。